転職エージェントを使うケースとは

転職エージェントを利用すべき人はどのような人なのか、事例を挙げてみましょう。
まず、初めて転職をする事例です。新卒で就職したものの、仕事や会社に関して違和感を抱き、転職したいと思っているような場合は、転職したらもっと悪くなるのではないかということで悩んでいることがあるでしょう。そのような人は、間違いなく転職エージェントに相談するべきと言えるでしょう。自分の社会人としての価値を客観的に判断してもらい、転職の可否からアドバイスを受けるべきです。転職すると決心したときには、職務経歴書などの記入についても指導を受けることができるので、初めての転職活動の不安を取り除くことができることでしょう。
次に、転職活動が上手くいかないという事例です。自分ではわからない自分の欠点を、他者に指摘してもらう必要があるからです。特に、自分の経歴などには自信があり書類レベルでは通過するが、なぜか最終面接で落とされるというような人は、転職エージェントの担当者と面談してありのままを話すべきです。こういうケースでは、求職者の能力が不足しているのではなく、微妙なミスマッチが起こっていることが多いようです。職種や会社の規模に対する思い込みを捨てる必要があります。それを見抜き、指摘するのが、担当者の腕の見せ所でしょう。
さらに、多忙な人や遠隔地への転職を希望する人も同様です。転職活動に時間を割くことができない人や、たとえば東京から九州へ転職したい人などは、企業との面接日程などの調整を、担当者に任せる方が合理的であると言えるでしょう。給与条件さえも交渉してくれるのが転職エージェントの仕事なので、日程についてもこちらの希望を通すために働いてくれることでしょう。